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グリーンネイルの原因について

グリーンネイルとは爪の表面で緑膿菌が増殖し、爪の色が緑や黒に変色してしまった状態を指します。
青カビに似た色に変色することから誤解されがちですが、カビが原因で発症するわけではありません。
緑膿菌は皮膚や腸内に常在する菌で、通常健康な状態では身体に症状が出ることはありません。
しかし免疫力が低下している人や高齢者が感染した場合には命を落とす危険もあるので注意が必要です。
爪の変色に気付いた時、軽度であればサンディングで変色した部分を削り落とし対処することが可能です。
しかし黒っぽくなるまで変色してしまっている場合には早めに皮膚科を受診するべきです。
初期段階ではただ変色しているだけで痛み等がないため軽く考えがちですが、放置すると爪が変形したり剥がれ落ちたりしてしまいます。
またグリーンネイルの爪に使用していた道具類はそのままにせず、消毒するか廃棄する必要があります。
その他、発病中の家事一般については基本的には普通に行って問題ありません。
ただし免疫力の低い子供や高齢者がいる場合には呼吸器感染や消化器感染を引き起こす恐れがありますので、手袋を利用する等特に注意を払うべきです。

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